小児矯正
- HOME
- 小児矯正
歯を抜かない床矯正
床矯正治療の主な目的は、上下の顎の関係を改善することです。具体的には、上顎(上の顎)と下顎(下の顎)の発育の調整、咬合の修正、噛み合わせの改善を行います。床矯正は通常、成長途中の子どもや若い患者に適用されることが多いです。
治療は、特殊な装置(床矯正装置)を使用して行われます。この装置は、上顎の歯列に装着され、下顎の発育や位置を調整する役割を果たします。床矯正装置は、特定の力や圧力をかけることによって顎の成長を促し、咬合のバランスを改善します。
治療の流れ
診断と評価
歯科医師が患者の口腔状態を評価し、顎の異常や治療の必要性を判断します。必要に応じて、レントゲンや模型の作成などの検査が行われることもあります。
治療計画の立案
患者さまとの相談を通じて、治療の目標や希望にも基づいて治療計画が立てられます。これにより、患者さまに合わせた最良の結果を得るためのカスタマイズされた治療アプローチが確立されます。
装置の装着
治療期間中、矯正歯科医は定期的な診察を行い、装置の調整や進捗状況の評価を行います。装置の調整は、顎の成長や歯の移動に応じて行われ、治療の目標に向けて進められます。
定期的な診察と調整
療中は、定期的に歯科医師を訪れて装置の調整や進捗状況の評価を受ける必要があります。治療期間は個人の状態によって異なりますが、数ヶ月から数年にわたることがあります。
治療の効果とメリット
床矯正装置は、顎の成長を促し、正しい位置に誘導することによって上下の顎の関係を改善します。
床矯正治療によって、噛み合わせの問題や咬合の不均衡を修正することが可能です。
上下の顎の関係が改善されることで、正しい顔のプロポーションが形成されることが期待されます。
治療の効果とメリット
治療の良い点、悪い点を教えてください。
歯並びが悪いとブラッシングが難しく、虫歯、歯周病になりやすいですが、矯正治療によって予防ができます。また、歯並びが良くなると自分に自信がつき、性格が明るくなる方が多いようです。治療期間が長くなる事、装置を口に入れる事へのストレスなど、デメリットもあります。
治療に年齢制限はありますか?
年齢制限はありません。大人の方も可能です。しかし、犬歯が生え変わってしまうと(だいたい11歳位)犬歯の位置を治すために費用と時間がかかってしまいます。早めのご相談をおすすめします。「おかしい?」と思ったときが治療開始のタイミングです。
中学生の息子の歯並びが悪いのですが、矯正治療が勉強に差し支えないか心配です。
本人にやる気があれば、勉強にも障りはないと考えられます。十分な説明をして納得していただいて治療を開始するのが望ましいと思います。
一年後には結婚、転居が決まっています。今から矯正治療を始めてよいでしょうか?
一年では治療が終わらない場合があります。転居後に通院可能なところにある医院に相談された方が良いでしょう。
治療後に気をつけることは何ですか?
できる限り長く、美しい歯並びと良い噛み合せを保つためには、何よりもまめな歯磨きの習慣をつけることです。歯周病菌を寄せ付けないためには、歯磨きだけでは落とせない汚れを取って、歯全体を専用器具でクリーニングするPMTCを定期的に受けられることをお勧めします。
差し歯があっても矯正治療はできますか?
できます。差し歯でも矯正装置の装着には差し支えありません。
矯正中に虫歯になった場合、治療は可能ですか?
矯正治療中に虫歯になった場合は、治療可能です。矯正中の虫歯や歯周病を予防するための正しい歯磨きの方法も、指導いたします。