歯周病は、症状が進むにつれて治療が難しくなります。歯を支える歯槽骨が溶け、歯周病が進行してしまった状態では、抜歯や外科手術が必要となることもあります。

歯周病の症状について詳しく知り、初期段階で治療できれば、費用の負担も少なく済みます。歯周病は生活習慣が与える影響も大きいです。生活習慣が乱れると、歯や歯茎に悪影響が及び、歯周病になりやすい口内環境が作られます。

今回は、歯周病の代表的な症状や普段の生活習慣と歯周病の関わりについて、宮本歯科医院が解説いたします。八幡西区で歯周病にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは、歯と歯茎の隙間にある「歯周ポケット」の中で細菌が繁殖し、歯を支える歯槽骨を溶かしてしまう病気です。歯周病になると下記のような症状があらわれます。

• 口の臭いが気になる
• 口の中や唾液がネバネバする
• 歯肉から膿が出る
• 歯茎が腫れて痛い
• 歯茎が赤くなっている
• 歯茎から出血する
• 食べものが噛みにくい
• 冷たい水を飲むと歯や歯茎がしみる、または痛い
• 歯がグラグラと動く感じがする
• 歯茎が下がり、以前よりも歯が長くなったように感じる

口の臭いや知覚過敏、歯茎の低下などの症状が見られる場合、歯周病の可能性があります。宮本歯科医院では、歯周病の診断や治療が可能です。八幡西区で歯周病の症状が気になる方は、ぜひご予約ください。

歯周病の進行過程は、症状の重さ別に3つの段階にわけることができます。

歯周病は遺伝的になりやすい方もいらっしゃいますが、多くの場合は生活習慣が大きく関係しています。特に歯周病になりやすいのが喫煙者です。タバコを吸わない人と比べて、タバコを吸う人は数倍以上のリスクがあるといわれています。※1

また、バランスの悪い食事も要注意です。ビタミンやミネラルなどが不足すると、歯や歯茎に必要な栄養が乏しくなるため、歯周病にかかりやすくなるといわれています。

さらに歯の健康に悪影響を与えるのが、ストレスや睡眠不足です。生活スタイルが不規則だったり、十分な睡眠がとれていなかったりする方は、そうでない方と比べて歯周病リスクが高まる傾向にあります。

歯周病を予防するには、毎日の生活習慣が重要です。八幡西区で歯周病対策をお考えでしたら、一人ひとりの症状に合った治療をお手伝いする宮本歯科医院にご相談ください。

※1（参考資料：2011年発行　日本歯周病学会会誌（日歯周誌）53巻1号p.40-49　ポジション・ペーパー（学会見解論文）「喫煙の歯周組織に対する影響」）