原因1.細菌感染による炎症

歯周病になるきっかけの多くは、歯周病菌などの細菌感染によるものです。細菌が歯の周辺の歯肉や歯槽骨で炎症を引き起こすと、歯周病がどんどん進行します。重度の場合、外科手術が必要なケースもあります。

原因2.歯垢・歯石の付着

ブラッシング不足などで、歯の表面に歯垢や歯石が付着することも歯周病の原因です。特に歯周ポケットに歯垢が溜まると、ポケット内で細菌が繁殖し、歯周病が悪化します。

原因3.噛み合わせの悪さや被せものによるダメージ

生まれつきの歯並びや片側噛み、頬杖をつくなどの習慣による悪影響で噛み合わせがずれると、歯肉に負担がかかってしまいます。また、詰めものや被せものが歯にフィットしていないと、食べかすが溜まって細菌が繁殖する原因になります。

原因4.全身疾患による抵抗力の低下※2

全身性の疾患によって、体の免疫力や抵抗力が落ち、歯周病が進行しやすい状態になるケースもあります。たとえば、血液系の疾患、高血圧、糖尿病などが代表的です。また、ストレスやホルモンバランスの乱れも原因となります。

八幡西区にある宮本歯科医院は、歯周病の原因に着目した治療を行っています。八幡西区で歯周病が気になる方は、ぜひお任せください。

※2（参考資料：2007年発行　財団法人　8020推進財団「からだの健康は歯と歯ぐきから：歯周病対策で健康力アップ」）

特徴1.歯周ポケットの内部で増殖する

歯周病菌は空気を避ける嫌気性菌で、歯と歯茎の隙間の「歯周ポケット」に住みつく傾向があります。健康な歯周ポケットの大きさは1～2mmほどですが、歯茎が炎症を起こし、歯周ポケットが4～5mmと深くなると、歯周病菌が住みつきやすくなり症状がどんどん進行していきます。

特徴2.歯磨き粉で取れにくい「バイオフィルム」を形成する

歯周病菌は「バイオフィルム」を作ります。バイオフィルムとは、歯垢が口内に長時間溜まって膜のようになったものです。お風呂や三角コーナーの垢と同様、バイオフィルムはこすったり歯磨き粉で磨いたりするだけではなかなか取れません。

特徴3. 歯周病菌は口の中の「常在菌」

歯周病菌は普段から口の中に生息する「常在菌」です。重要なのは、歯周病菌をうまくコントロールし、口内の健康バランスを保つことです。そのためには、歯科医院での定期的な口内のお掃除が必要です。

八幡西区で歯周病予防をお考えでしたら、ぜひ宮本歯科医院にご相談ください。毎日の歯磨きで取り除けない汚れをきれいにクリーニングし、歯周病予防をサポートいたします。