乳歯が抜け、永久歯が生え始めると、子供の歯並びが気になり始める方も多いです。歯並びは見た目だけでなく、健康にも影響があるため、小学校に入る頃には一度チェックすることをおすすめします。

こちらでは八幡西区にある宮本歯科医院が、子供と大人の矯正の違いや、痛みを感じるケース、また痛みを防ぐ方法についてご紹介いたします。

近年では、子供のうちから歯科矯正を始めるケースが増えましたが、親御さんの世代では、大人になってから矯正をしたという方も多いのではないでしょうか？

大人の矯正では「痛かった」「つらかった」と感じる場合も多く、同じ思いを小さな子供にさせるのは気が引けるという方もいらっしゃることでしょう。

しかし、大人と子供の矯正は方法が異なるため、痛みや期間に大きな違いがあります。

大人の矯正は、

• すでに永久歯が生えそろっているため、抜歯が増える
• 受け口には外科的手術が必要
• 横顔がキレイに仕上がりにくい
• 期間が短い

という特徴があります。

一方、子供の矯正は、

• 成長を利用できるため抜歯の可能性が抑えられる
• 横顔がキレイになる
• 顎のゆがみも整えられる
• 大人より期間が長くなる
• 痛みが少ない

という特徴があります。

子供の場合、成長を利用した方法での矯正が可能なため、少ない痛みで歯並びだけでなく、顎のラインまで整えることができます。ただし、成長期に行われるため、期間は長くなります。

大人の矯正よりも痛みが少ないとはいえ、小児矯正にも痛みを感じるケースがあります。

矯正中の痛みがつらいときは、以下の方法で和らぐことがあります。

矯正中の痛みを防ぐには、丁寧な口腔ケアが大切です。

• 歯磨きは丁寧に
• 硬いものや絡まりやすい食べ物は避ける
• 口をぶつける可能性のあるスポーツにはマウスガードを

矯正中は、装置の確認や歯のクリーニング、虫歯のチェックなど、1～2カ月に一度の通院が必要になります。装置に不具合がある、痛みを感じる場合など、我慢せずその都度相談しましょう。

歯並びを整えるには、大人になってからよりも子供の頃に始めるほうが痛みも少なくキレイに仕上がります。成長のタイミングを活かすため抜歯の可能性も低く、健康な歯を失うこともありません。歯科矯正は始める時期が大切です。

八幡西区を中心に歯並びのチェックとご相談は、宮本歯科医院までお気軽にお問い合わせください。